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コリント港の近くの漁村で小型ボートをレンタルして、その目と鼻の先にあるカルドン島
(Isla de Cardón)の小灯台に向かった。ボートを操船して島まで案内してくれた青年に尋ねると、主にサメを捕っているという。
このボートの舳先に積んでいる釣り糸がサメ釣り用だといいながら、その釣り針を見せてくれた。
その青年が働く鮮魚販売店の近くで見かけたサメの尾っぽ (スペイン語でcola) の天日干し風景。遠望するのはコリント島で、
その右側にカルドン島と灯台があるが画像には写っていない。
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ニカラグア北西部の太平洋岸にコリント港がある。首都マナグアから陸路で150kmほどの距離である。
途中の主要都市はニカラグアの古都・レオン、それにチナンデガである。
かつてこの港から首都マナグアまで蒸気機関車による貨物輸送が行われていたが、1990年代初期に
廃止され、今では40フィート(ft)コンテナによる陸送が主体である。
コリント港は、数万トンクラスの大型コンテナー船も接岸でき、しかも大型ガンクレーンにて
40ftコンテナの積み降ろしができる極めて重要な港である。
[2008.09][拡大画像: x20091.jpg]
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1. 漁村風景。この近くでボートを借りて灯台のあるカルドン島へ向かった。 [拡大画像: x20149.jpg]
2. 借りたのはサメ釣り漁船であった。舳先にはサメ釣り糸の巻き上げ機である。灯台から漁村に帰航するところで、
対面にその漁村が見える。漁村のちょうど向こう側にコリント港とコンテナヤードがある。
[拡大画像: x20150.jpg]
辞典内関連サイト: 世界の海洋博物館-ニカラグア
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