手前の岩が「北小島」、最も上方にある岩が「東小島」である。中央部にあるのが観測施設と観測所基盤である。
白く泡立っている島の周縁部の浅い所が礁嶺部、その内方にある水深3~5mの部分が礁湖である。
画像の説明パネルには次のように記されている。
沖ノ鳥島の地形と気象・海象
地 形
・ 沖ノ鳥島は、約1,000km離れた小笠原諸島や沖縄からたどり着いたサンゴが、1,500万年もの歳月をかけて、1,500m
も成長してきた島である。断面は富士山の形状に似ている。
・ 準卓礁に分類されるサンゴ礁(周辺部の浅い部分=礁嶺と、内部の水深3~5mの部分=礁湖)からなる。
・沖ノ鳥島の周囲は、急に深くなっており、水深は4,000~7,000mに及ぶ。
気象・海象
・ 日本で唯一熱帯にある島。年間の気温が24~30oC、台風の発生する海域に近く、毎年多くの台風が
通過する。
・ 波の高さは、年平均で1.3m、台風などの最大時は16mを越える波が発生する。日本で最も厳しい海といえる。
2011年1月22日、東京・江東区の「船の科学館」にて、「沖ノ鳥島フォーラム2011~沖ノ鳥島の利活用を考える~」
と題してシンポジウムが開催された。
主催は東京都産業労働局農林水産部水産課、協力は東京都漁業協同組合連合会、(財)日本海事科学振興財団、
「船の科学館」である。
フォーラムは、「沖ノ鳥島の海域は貴重な海洋資源に恵まれており、その利活用が重要な課題となっている。
このため東京都では、漁業操業に対する支援をはじめ、漁場の調査、資源の維持増大、漁獲物の販路拡大などに取り組んで
いる。沖ノ鳥島の重要性をより多くの方々に知っていただく」ことを目的として行われたもの。
プログラムは以下の通りである。
沖ノ鳥島に関する事例発表会
沖ノ鳥島の海洋観測(都立大島海洋国際高校)
サンゴの増殖技術開発実証実験(水産土木建設技術センター)
低潮線保全法(内閣官房総合海洋政策本部事務局)
パネルディスカッション
沖ノ鳥島でとれる魚の加工品試食
また、会場では沖ノ鳥島の各種の写真付き説明パネル、地形模型などが展示された。
[2011.01.22.東京「船の科学館」での「沖ノ鳥島フォーラム2011」にて][拡大画像: x23191.jpg]
|