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沖ノ鳥島は、北緯20度25分、東経136度5分の西太平洋上に浮かぶ、日本最南端のサンゴ礁の島である。
沖縄とグァム島を結んだ直線状の中間に位置する、いわば絶海の孤島である。サンゴ礁は、東西4.5km、南北1.7kmの
大きさである。そのサンゴ礁の外側を縁取る、少し高みのある部分は「礁嶺部」と称される。この礁嶺部がその内側にある
水深3~5mの「礁湖」内にてわずかに突き出た二つの小岩を自然保護して来た。これらの小岩は低潮時においても水没することはない。
二つの小岩には「北小島」、「東小島」という地名が付けられている。「北小島」の住所は東京都小笠原村沖ノ鳥島1番地、
「東小島」は同村沖ノ鳥島2番地となっている。
模型では島の西端部に4、5の人工構造物のようなものが見える。中央部にあるのが観測所基盤、観測施設である。
その両側に「東小島」(最左端)と「北小島」(最右端)が見える。
東の小岩、北の小岩が台風などの激浪で倒壊しないように、それぞれに直径50mの円形状のコンクリートブロックで、
またその周囲に多量の消波ブロック(通称、テトラポッドという)でもって強固に防護されている。
[2011.01.22.東京「船の科学館」での「沖ノ鳥島フォーラム2011」にて][拡大画像: x23195.jpg]
2011年1月22日、東京・江東区の「船の科学館」にて、「沖ノ鳥島フォーラム2011~沖ノ鳥島の利活用を考える~」
と題してシンポジウムが開催された。
主催は東京都産業労働局農林水産部水産課、協力は東京都漁業協同組合連合会、(財)日本海事科学振興財団、
「船の科学館」である。
フォーラムは、「沖ノ鳥島の海域は貴重な海洋資源に恵まれており、その利活用が重要な課題となっている。
このため東京都では、漁業操業に対する支援をはじめ、漁場の調査、資源の維持増大、漁獲物の販路拡大などに取り組んで
いる。沖ノ鳥島の重要性をより多くの方々に知っていただく」ことを目的として行われたもの。
プログラムは以下の通りである。
沖ノ鳥島に関する事例発表会
沖ノ鳥島の海洋観測(都立大島海洋国際高校)
サンゴの増殖技術開発実証実験(水産土木建設技術センター)
低潮線保全法(内閣官房総合海洋政策本部事務局)
パネルディスカッション
沖ノ鳥島でとれる魚の加工品試食
また、会場では沖ノ鳥島の各種の写真付き説明パネル、地形模型などが展示された。
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