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澪(みお)、或いは「みよ」とは、底の浅い湖や遠浅の海岸の水底に、水の流れによってできる溝のことである。河川が流れ込む
湖や海にできやすく、小型船が航行できる水路となる。また、港口などで海底を掘って船を通りやすくした水路のことをいう。
澪標(みおつくし、みおづくし、みおじるし、みをつくし)とは、航路や水路を示す標識のことである。川の河口などに
港が開かれている場合、土砂の堆積により水深が浅くなって船の航行が不可能な場所が多いため、比較的深くて船の航行可能な
場所と不可能な場所との境界に並べて設置して、航路を示すものとする。同義語に、澪木(みおぎ)・水尾坊木(みおぼうぎ)がある。
和歌では「身を尽くし」との掛詞で用いられる事が多く、「難波なる みをつくしても・・・・」などと用いられる。
画像は、お台場海浜公園内の海上バス発着桟橋の地先水域に設けられた灯篭(とうろう)である。いわば夜間
のための澪標なのであろう。江戸時代にタイムスリップしたかのような風情である。もちろん、澪標のすぐ近くには赤・緑色
の航路標識である灯浮標、いわば「近代的浮き澪標・浮き灯篭」が見える。
[2011.1.22][拡大画像: x23254.jpg][拡大画像: x23253.jpg][拡大画像: x23255.jpg]
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