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オーストラリアのシドニーは、奥行きが深く複雑に入りくんだ「ポート・ジャクソン」(Port Jackson)
という湾に面する。ポート・ジャクソンとはシドニー湾(Sydney Harbour)のことである。
シドニー市内に「ウルムルー」(Woolloomooloo)というめずらしい名の地区がある。その地先にあるのが「ウルムルー湾」
(Woolloomooloo Bay)で、奥行きが深い小さな入り江(Cove コーブ)である。湾(Bay)と称されているも、小さな小さな入り江である。
その入り江に、人間の手の中指のごとく細く、長さにして数百メートルほど延びるウォーフ(wharf・桟橋)が突き出ている。その名を
「ザ・フィンガー・ウォーフ」(The Finger Wharf)という。
[参考] ザ・フィンガー・ウォーフは、シドニー湾岸とその近郊に住む市民らの足であるフェリーボートの発着場
「サーキュラー・キー」(Circular Quay)や、かの有名なオペラハウスまで、徒歩で15分くらいの至近距離にある。
ザ・フィンガー・ウォーフはかつては大型客船が発着し、数知れぬ移民らがこの埠頭へ降り立ち大陸各地に散らばって
いったという歴史をもつ。今ではこの旧旅客ターミナルは改装され、主にホテルおよびアパートメントとなっている。
ウォーフサイドにはマリーナがあり、その周辺はパブリックスペースとして開放され市民の憩いの場となっている。
今日は4月上旬の日曜日、午前10時過ぎ、秋晴れの散歩日和である (南半球のため秋季に当たる)。
画像では、旧旅客ターミナルの内側からマリーナ、その背後のタウンハウス、さらにシドニーのダウンタウンの一角を臨む。
桟橋に建つこの歴史的建造物はシドニー・ハーバー・トラスト「No.6 Jetty Building Woolloomooloo Bay」であると、
案内パネルに記されている。
[2011.04.04-12 オーストラリア、シドニーにて][拡大画像: x23428.jpg]
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