一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
タイ・バンコクのチャオプラヤ川水辺紀行
ロングボート&水上散策/②船首の花飾り
タイ・バンコク市内を貫流するチャオプラヤ川本流を上流へと遡り、ワット・アルン(Wat Arun・暁の寺)のすぐ手前にある王立海軍
司令部 (Royal Navy Headquarters) を西方へ直角に折れて運河に入る。 運河に入り込んだすぐのところに大きな防潮門がある。ここからタリン・チャン水上マーケット (Taling Chan Floating Market) までロングボートでゆっくりと散策する。
運河沿いには大小のタイ寺院が点在し、またタイらしい庶民的な家並み風景が両岸に連なる。それらを眺めながらの水上散策、
それを体験して見る価値は十分にあろう。 ロングボートの船首端には「船首像」(フィギュアヘッド)ならぬ「花飾り」でドレス・アップされている。その飾りは タイらしく熱帯ランで創作された飾りである。その形は少しずつ異なり、ランの花もいろいろである。 彩り豊かな多様な「フィギュアヘッド」を眺めるのも、水上散歩の楽しみの一つである。花飾りだけでなく、ボート艇体も、 またその屋根のビニール製覆いも、みんな原色的マルチカラーに彩りされている。チャオプラヤ川の水の色はいつ見てもカフェ・オレ かチョコレート色だから、赤・青・緑などの原色は何となく華やかさを感じさせてくれる。
外国人ツーリストを大いに歓迎してくれる船首花飾り、もちろんボートの運行安全の願いが込められているに違いない
船首花飾りに合掌!!
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