一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
クラビー・プラープ・ムアン・マーン御座船・船首像
Krabi Prab Muang Marn Barge figurehead
クラビー・プラープ・ムアン・マーン御座船 この御座船は、Phra Buddhayodfa Chulalok the Great (Rama I) ラーマI世王朝時代に建造された。第二次世界大戦の爆撃で損壊を蒙ったが、 その旧船首を用いて文化省美術局によって1967年に建造されたものである。 クラビ―とはサルのことで、当船の船首像には Hanuman の白い体もつサルの兵士を象っている。サンスクリット語で書かれた 古代インドの2大叙事詩の一つである⌈ラーマーヤナ Ramayana⌋の逸話によれば、Hanuman は 風の王の息子とされ、白い体と超自然的な能力をもち、空中を歩くことができる。そして、Hanuman はヴィシュヌ神の化身 (avatar・ アヴァター) である Phra Ram (Rama) に対して忠誠を誓う兵士の役を司る。 船体の全長は28.85m、最大幅は2.10m、船体・ハルの深さは56cmである。乗組員は漕手が36人、舵手が2人である。 [2011.06.19 タイ王室御座船国立博物館にて][拡大画像: x23925.jpg][拡大画像: x23616.jpg] 参考文献: ⌈Guide to the National Museum of the Royal Barges⌋, published by Office of National Museums, Fine Arts Department, Ministry ofCulture, Bangkok, 2006, pp.63. ISBN 974-425-054-2
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1![]() ![]() 1. 御座船全体。 [拡大画像: x23617.jpg] 2. ⌈Krabi or Monkey⌋について記されている。 [拡大画像: x23892.jpg: 説明書き]
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