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韓国・釜山市内の地下鉄駅構内で見かけた、国土交通海洋部 (the Ministry of Land, Transport and Marine Affairs) による
電光広告パネルである。韓国政府が現在釜山市の影島において建設を進める国立海洋博物館 (2012年5月開館予定) をアピールしている。
影島・東三洞の「革新都市」で進められている博物館の建設総額は約888億円といわれる [全羅南道の麗水(よす)市で開催される、
「生きている海と沿岸」をテーマとする国際博覧会の開幕と同時に博物館もオープン予定]。
従来の船舶博物館、海洋自然史博物館、海洋生物博物館(海洋アクアリウム、水族館)、
海洋図書館などを統合する総合的なミュージアムが構想されている。海洋の文化・歴史、海洋の科学・産業、航海・船舶、
海洋を舞台に活躍した人々、海の生物などへの理解を深める展示施設、その他海洋を体験できる空間などが設備されるという。
革新都市は国立海洋博物館のほか、韓国海洋研究院、韓国海洋水産開発院、国立海洋調査院など、
文化・教育・研究・行政関連の13機関が集積するとの構想でもある。対面に浮かぶアチ島 (Archseom Island) には国立韓国海洋大学
(Korea Maritime University) があり、革新都市はまさに韓国の海洋分野における研究・教育・文化の一大クラスターをめざす。
海洋のもつ価値に対する認識を深め、海を切り拓いて国家発展をめざそうという現代の韓国。その国家的戦略&民族的情熱が
秘められている。
[2011.09.24-10.01.韓国・釜山にて][拡大画像: x24219.jpg]
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1. 博物館内部のイメージ図。船舶模型が見える。広告パネルの一部。 [拡大画像: x24220.jpg]
2. 同上。 [拡大画像: x24221.jpg]
3. 韓国海洋大学から建設中の博物館を見る。 [拡大画像: x24222.jpg]
4. 博物館の後方に見えるのが海洋大学が所在するアチ島。島全体が大学キャンパスで、山裾には大学の諸施設が集積する。
[拡大画像: x24223.jpg]
辞典内関連サイト: 世界の海洋博物館-韓国
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