港町・神戸の「海と船」風景。神戸の街をぶらっと散策する。JR神戸駅を降りて地下鉄海岸線「ハーバーランド駅」
方面に足を進める。すぐのところに地下道入り口があって、エスカレーターに乗って下る。地下街は意外なほど広々としている。
まっすぐ進み行くと、神戸開港期の賑やかな港風景を描いた大きな錦絵に遭遇した。「攝州神戸海岸繁栄図」という、
浮世絵師・長谷川小信の傑作とされる。
解説パネルには次のように記されている。
「幕末から明治にかけて激動の日本を鋭い観察眼と見事なタッチで描いた浮世絵師・長谷川小信 (はせがわこのぶ)
<二代 貞信>(1848~1940)の描いた木版手ずりの開化錦絵である。
開港当初の神戸港で外国船を主題にし、外輪船や蒸気船、和船で賑わう港の風景や遠くに兵庫の港や和田岬
を望み、そこには維新前に築かれた砲台や灯台が見え、文明開化期の風物がしのばれる。」
原画の錦絵 神戸市立博物館所蔵、監修 石阪春生
[2012.05.31 JR神戸駅から地下鉄海岸線ハーバーランド駅に通ずる地下道にて][拡大画像: x24547.jpg]

画像は、地下街の片隅の床面に描かれた世界地図 (江戸時代中期作の北極中心世界地図を参考にしたデザイン)。
神戸が世界のいずれの港市と姉妹港・友好港関係にあるかを示している。地図の背後にある壁面に「神戸海岸繁栄図」が飾られている。
[拡大画像: x24549.jpg]
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