海洋総合辞典 Comprehensive Ocean Dictionary, 特選フォト・ギャラリーPhoto Gallery, 遣唐使船、富山県高岡市万葉歴史館 Kentoushi-sen, Takaoka Man-yo Historical Museum, Takaoka, Toyam-ken

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一枚の特選フォト「海 & 船」

One Selected Photo "Oceans & Ships"

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    遣唐使船(模型その 2)

    富山県高岡市は奈良時代の著名な歌人・大伴家持 (おおとものやかもち) (養老2・西暦718年~延暦4・西暦785年) のゆかりの地である。
    大伴は、西暦746年に、29歳にして、越中 (現在の富山県と石川県能登半島) の国守(こくしゅ)として、奈良の都から越中に赴任し、 その在任期間は5年間に及んだ。

    当時の越中の国府 (こくふ) は現在の富山県高岡市伏木 (ふしき) におかれていた。
    越中在任中に家持によって詠まれた歌は、「万葉集」全巻の収載歌約4,500首のうち220余首である。
    そんな大伴ゆかりの地に、「万葉集」と、万葉の時代を探究するために「高岡市万葉歴史館  Takaoka Man-yo Historical Museum」設立されている (富山県高岡市伏木)。
    その企画展示室に展示されているのが、この本格的な遣唐使船の模型である。
    [2012.07.11 高岡市万葉歴史館にて][拡大画像: x24689.jpg]

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    1. [拡大画像: x24694.jpg][拡大画像: x24695.jpg]
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    5.[拡大画像: x24699.jpg]> 6.[拡大画像: x24756.jpg]


    大伴家持の歌一首 [「万葉集」巻19・4143]
    「もののふの 八十娘子(やそをとめ)らが 汲みまがふ 寺井の上の  堅香子(かたかご)の花」

    [解説] [もののふの]たくさんの少女たちが入り乱れて水を汲んでいる寺井のほとりに群がり咲いているかたかごの花。 「かたかご」は今のカタクリのことで、雪が解けた早春の野山に咲く花。高岡市の「市の花」となっている。

      * 「万葉集」は現在日本に残っている最古の歌の本(和歌集、全20巻・約4,500首)である。成立は8世紀中頃から後半(「万葉集」は 西暦759年に完成とされる)。
      奈良時代 (710~794年) の歌が数多く載っている。最終的な成立段階 (まとめの段階) で大伴家持が関わっていると考えられている。
      主な歌人は、額田王(ぬかたのおおきみ)、柿本人麻呂(かきもとひとまろ)、山部赤人(やまべのあかひと)、 山上憶良(やまのうえおくら)、大伴旅人(おおとものたびと)、大伴家持など。大伴家持の歌は473首と最多である。 なお、奈良時代当時の「万葉集」はなくなって、現在は残されていない。

      * 「万葉集」に載っている歌は「和歌」と呼ばれるもので、5・7・5・7・7の31の音からなる短歌、5・7・5・7…を繰り返す長歌 (ちょうか)などがある。

    [戻る] 遣唐使船(模型その 1)

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