|
写真右下に「帆船と蒸気船と工場が見える伏木港 -大正13年-」と記されている。大正13年=1924年。
北前船、蒸気船、洋帆船などが混在しているように見える。
富山湾に臨む伏木は小矢部川の河口に位置し、遠く古代から知られた
日本海沿岸屈指の良港であった。江戸時代も18世紀に入ると、能登屋 (藤井家)、鶴屋 (堀田家)、西海屋 (堀家)などの、自前の渡海船を
所有し交易業を営む有力な船問屋が台頭してきた。明治に入って、帆掛け船の和船から汽船の時代を迎えると、能登屋 (4代目藤井能三)
は灯台、測候所を設置するなど、伏木港の近代化のための礎を築いた。
[2012.07.11 伏木北前船資料館にて][拡大画像: x24700.jpg]
1 2
3
1. 「伏木港碇泊帆船露海出漁ノ光景」と記されている。左手前には弁財船らしき帆掛け船が見える。遠方には多くの洋帆船が見えるが、
それらはロシア海域方面に向けて出漁するところと解される。年代不詳。 [拡大画像: x24727.jpg]
2. 「射水川より眺たる伏木港」と題する写真。数多くの洋帆船が停泊する。いずれの船にも3本ほどのマストが高々とそびえる。
右端には蒸気船が見える。年代不詳。 [拡大画像: x24728.jpg]
3. 北前船5、6隻のほか、機関船や洋帆船が混在して停泊するところを写す貴重な写真。年代不詳。 [拡大画像: x24729.jpg]
|