南米パラグアイ川と河川港風景
Rio Paraguay y Puertos Fluviales en Paraguay
[アスンシオン港、コンセプション港、フエルテ・オリンポ港など]
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1. パラグアイ川沿いの首都アスンシオンの摩天楼 (1)
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アスンシオンは大河パラグアイ川のほとりにある。画像はアスンシオンのスカイスクレーパー
時に河岸は浮き草で埋め尽くされる。
何千キロメートルも悠々と流れ下り大西洋に注がれていく大河。
ふと大河を見やると、いくつも連結された平底バージをタグボートが押しながら下って行く。
[拡大画像: x4587.jpg]/[拡大画像(x7880.jpg)][拡大画像(x7881.jpg)][拡大画像(x7882.jpg)]
2. アスンシオンの摩天楼 (2)
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パラグアイ川にかかるレマンソ橋からアスンシオンのダウンタウンを遠望する][拡大画像: x4588.jpg]
3. アスンシオンの摩天楼 (3)
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アスンシオン湾の対岸から遠望したダウンタウン付近のウォターフロント。中央左寄りの白亜の館は大統領府]
4. アスンシオン港 Puerto de Asunción
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アスンシオン港。中央の建物(2階建て)は国家航行・港湾局。この右側に沿ったところに小規模ながら
コンテナーヤードがある。
[参考]ラットガード拡大画像: x4624.jpg]
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内陸の河川港であるアスンシオン港(2000.08.07, Puerto de Asuncion, Paraguay)。左の白亜の館は国家航行・港湾庁。
5. コンセプシオン港 Puerto de Concepción
港といっても、長さ100mほどの岸壁、小型のレール移動式クレーン、倉庫群があるだけの小さな河川港である。
しかし、パラグアイにとっては内陸水運をになう重要な商港である。同港はアスンシオン港から200㎞余りを遡上した河岸にある。
[拡大画像(x5099.jpg)][拡大画像(x5100.jpg)][拡大画像(x5101.jpg)]
6. 国際河川・パラグアイ河/río Paraguay, usado para navegación internacinal
ブエノスアイレスから「ラ・プラタ河」を約1,000km遡ると「パラグアイ河」へと名前が変わる。
パラグアイ河は部分的にパラグアイ領土内を蛇行するが、その他はパラグアイとアルゼンチン、あるいはパラグアイと
ブラジルとの国境をなし、えんえんと北上する重要な国際河川である。
日本人にとっては、アジア(例えば中国の揚子江、黄河)、アフリカ、北・南アメリカ大陸を訪れないと見れない
大河なのである。
[画像: 首都アスンシオン郊外のYacht y Golf Clubから見たパラグアイ河]
7. チャコ地方の広大な湿地帯「パンタナル」とフエルテ・オリンポ港
パラグアイは南米大陸の大河・パラグアイ川によって東西に二分される。
東部域はかつて亜熱帯樹林で密に覆われていたが、今では開墾され農地化され大農牧地帯に変貌してきたといえる。
他方、西部域は「チャコ」地方と称され、水資源や土壌の問題もあって農業にあまり適さず、開発は進んでこなかった。
このチャコ地方の一部がパンタナルと重なっている。
いずれの風景もチャコ地方のパラグアイ川沿いの港町フエルテ・オリンポ Fuerte Olimpo付近にて。
フエルテ・オリンポ港(Puerto de Fuerte Olimpo)はコンセプションからさらに200km余り遡上したところにあるが、港の施設は
小さな桟橋があるだけである。
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1 パラグアイ川での夕日。ゆったりと南米大陸の大河が流れる。[拡大画像(x8306.jpg)][拡大画像1(x8307.jpg)]
2 パラグアイ川の岸辺で迎えた朝方の風景。下流方面を眺める。浮き桟橋も、岸壁もないが、
これが港である。 [拡大画像1(x8308.jpg)]
3 プッシュ型のタグボートに押されて3連の艀が行き来する。 [拡大画像(x8309.jpg)]
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4 行きかう川船。パラグアイあるいは上流のボリビア、対岸のブラジルのいずれの船籍をもつのか判然とせず。
船客は何日も船内で寝泊りしながら長距離航行できそうである。川の真ん中がブラジルとの国境となっている。
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5 川船。船の後ろの看板には「Bienbenidos Fuerte Olimpo(フエルテ・オリンポへようこそ)」と、
ここの地名が書かれている。旅人や商売人は今でもこの船で行き来する。[拡大画像(x8311.jpg)]
8. 巨大なナマズの一種 「スルビ」
南米パラグアイは内陸国で海をもたない。そのかわり、パラナ河やパラグアイ河などの大河川がある。
だから、魚といえば河川や湖沼で獲れる魚類であるが、主食の牛肉に比べて結構高くつく。
魚でも、パクーの他、このスルビが最もポピュラーである。
パラグアイ河にかかるレマンソ橋のたもとに河川漁民の陸揚げ場があり、新鮮な魚類を卸し業者や一般市民に
売っている。
威勢の良い売り子のセニョーラが買い手のセニョリータに近づき、しきりに「買って」行けとすすめる。
根負けして、巨大なスルビ一匹をその場でぶつ切りにしてもらっていた。
・ 画像撮影場所: アスンシオン郊外にパラグアイ川を横断してチャコ地方、さらに隣国のボリビアへ通じる国道にレマンソ橋が架かる。
その橋を渡る手前に河川で獲れた魚類を販売したり食することができる魚屋やレストランが立ち並ぶ。
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* 拡大画像=各画像をクリックして下さい。
参 考
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1. 拡大画像(x6572.jpg): パラグアイ発行の船の切手。19世紀のスペインの帆船。
2. 拡大画像(x6573.jpg): コロンビアの切手。切手には「PEZ VELA(Istiaophorus amerincanus)と
記されている。
3. 拡大画像(x6574.jpg): NZのHector's dolphin。
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1. [拡大画像(x6922.jpg)]cultured pearl、最下中央の貝は3年貝(3-year old)、真珠貝の成長段階・過程を示す。
アスンシオンの宝石店にて。2002.05
2. [拡大画像(x6923.jpg)]パナマのドルフィン・デコレーション
3. [拡大画像(x6924.jpg)]ペンギン:アルゼンチンのプエルト・マドリンでのお土産品[拡大画像(x6925.jpg)]
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1. Diccionario de la Navegación de Recreo [拡大画像(x8292.jpg)]
2. Diccionario Marítimo [拡大画像(x8293.jpg)]