「イグアスの瀑布」とその周辺寸景(イタイプダム、三国国境)
[Cataratas del Iguazú, Embalse Itaipú, etc.]
イグアスの滝(1) Cataratas del Iguazú
「イグアスの滝」上空を空中散歩。圧巻である。アメリカの「ナイアガラ瀑布」を上回る規模といわれる。
かつてアルゼンチン側から「悪魔ののどぼとけ」(garganta de diablo)といわれる滝の奥まで遊歩道があったが、
豪雨でほとんど流されてしまった。
今ではボートで河を横切り、取り残された遊歩道にたどりつく。そこから「悪魔の喉仏」まで何とか行ける。
画像では、取り残された遊歩道の一部が中央左に見える。
イグアスの滝(2) Cataratas del Iguazú
空中散歩をして、「イグアスの滝」をまるごとウォッチ。
周囲はどこまでも亜熱帯ジャングルで覆われている。
何となく地平線が丸みをおびて見える。
ブラジルのセニョリータス Excursión a Cataratas del Iguazú
「イグアスの滝」周辺にはいろいろな楽しみがある。
ジャングル・ツアー、カヌーイング、バード・ウオッチング、空中散歩、バード・センターなどなど。
何といっても最高にスリリングなのは、スピード・ボートで滝壷直下へ突進(?)する冒険ツアー。もう、頭からびしょぬれ。
暑い時は最高に涼しくなる。気分もすっきり。
「いざ、滝壷直下へクルージング!」
ほとんど緊張感なし(?)。滝壷への「突進号令」をまつ間も、たくさんの愛嬌を振りまく女学生達です。
三国国境 Frontera Tripartida
日本には海の国境しかなく、陸の国境でも3国の国境は想像しがたい。
これはアルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3か国の国境。
手前の大河がパラナ河(río Paraná)、奥に向かってのびるのがその支流・イグアズ河(río Iguazú)で、
それを遡ると「イグアスの滝」(cataratas del Iguazú=Yguazú)がある。
手前がパラグアイ、左上がブラジル、右上がアルゼンチンの領土である。
因みに、パラナ河はパラグアイ河(río Paraguay)と合流、さらにウルグアイ河(río Uruguay)と合流して、
最後ラ・プラタ河(río de La Plata)へと注ぎ、大西洋にいたる。
巨大なイタイプ・ダム Represa Itaipú
パラナ河をはさんでパラグアイとブラジルとの間に建設された巨大なイタイプ・ダム(represa Itaipú)。
18の発電機のうち9機がパラグアイの所有。1機の発電量でパラグアイの電力需要を満たしてしまう。残りの電気は
ブラジルに輸出される。