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一枚の特選フォト「海 & 船」

One Selected Photo "Oceans & Ships"

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    パラグアイの海も船もない原風景 (2)



    「チャコ」でのスナップ: 「満月とヤシ」
    パラグアイの国土はほぼ南北に流れるパラグアイ河によって東西域に二分される。その西側の地域は「チャコ」と呼ばれる。
    数百種の鳥類や「ジャカレ」と呼ばれるワニ類など、その自然動植物の宝庫として知られる。
    亜熱帯ジャングル、牛の大放牧、そしてヤシ林が特徴的である。 [拡大画像(x5079.jpg)]


    ボラーチョの木(1) Arbol de "Borracho" en Chaco
    「ボラーチョ(borracho)」とはスペイン語で「酔っぱらった」という意味。
    要するに「酔っぱらいの木」というわけ。
    ある夜酒に酔った男がこの「ボラーチョの木」に抱きついて酔いをさましていた。
    そこにある女の子が通りかかる。
    そしてそれを見ながら「酔っぱらいの木に酔っぱらいが抱きついている」と、小ばかにしたわけである。
    バカにされた男はやりかえした。

    「俺は朝になればもとに戻るが、あんたの顔は一生直らない。どちらがかわいそうなのか、 あんたは分かってるのか?」
    そんなジョークがささやかれる木が、パラグアイ西部のチャコ地方にはけっこう見られるのである。
    (本当にボラーチョという木なの? 因みにこれはアルゼンチンでのジョークですが・・・。)
    ボラーチョの木(2): [z7442.jpg + x4399.jpg: 拡大画像]/[拡大画像(x7875.jpg)][拡大画像(x7876.jpg)][拡大画像(x7877.jpg)]



    笑顔の女子高生 Estudiantes en la Cancha de Futbol
    パラグアイ人はみんなサッカーが大好きだ。
    地元サッカーチーム「ルケーニョ」に声援を送る女子高生。
    サッカーに熱狂していても、写真を撮られる時にはポーズを取ることを忘れない。



    アルパ Harpa Paraguaya
    パラグアイ国民の心のふるさと、アルパの音色に魅せられて。



    ステンドグラス Vidriera en el Catedral, Caacupé
    アスンシオン郊外の町カアクペCaapupéには大寺院(Catedral)があって、毎年12月6日には大勢の巡礼者で最も賑わう。



    巨木 Un gran arbol
    パラグアイにもこんな巨木があるよ。まさに、芸術的根っこだ(アスンシオン市内の植物園Jardín Botánicoにて)。
    かつて亜熱帯樹林に覆われていたパラグアイ国土も、大豆生産の拡大などのためにつぎつぎ伐採、耕地化された。 森林は急速に失われつつあり、この先がとても心配される。




    ラパーチョ(Lapacho)の木
    1 2 3 * 拡大画像を見るには各画像をクリックして下さい。
    1.[x4396.jpg: 拡大画像] 2.[x4397.jpg: 拡大画像] 3.[x4398.jpg: 拡大画像]
    ラパーチョは日本でいえば桜の木のようにその国を象徴する木であろう。花の色にはピンク、黄、白の3色がある。 首都アスンシオンでもいたるところでその美しい花を楽しむことができる。ピンクは7月~9月にかけて五月雨式に咲く。 黄と白は少し時期がずれて8月~9月にかけて咲く。白は変異種で見つけるのに結構苦労する。

    パンテオン Panteon [アスンシオン市内]
    パラグアイはかつて隣国との戦争に明け暮れた。パンテオンはその英雄や兵士達の霊を祭る、いわば「英雄廊」である。 [拡大画像(x5081.jpg)]


    ここはパリ? [アスンシオン市内]
    アスンシオンでは、凝った装飾を施した古い館に思いがけず出くわす。ついつい見とれてしまう (パンテオンの斜め向かいに建つ館)。



    カラフルな装飾品を売るインディオ [アスンシオンの街角にて]
    原色に彩られ、じつに美しい装飾品やバッグなどなど。
    パラグアイの象徴的なお土産のひとつ。



    サンマルティン将軍像 José Francisco de San Martín
    南米独立運動指導者ホセ・サンフランシスコ・デ・サンマルティン将軍(1778-1850年)の銅像 (アスンシオン市内)。  [原画像(z7441.jpg)][拡大画像(x7872.jpg)][拡大画像(x7873.jpg)][拡大画像(x7874.jpg)]



    田舎町の小さい教会
    パラグアイではどんな小さい町や村に行っても教会(カトリック)がある。
    アスンシオン近郊のチワワ村で見かけた、小さく質素ながら可愛いトリニダード教会(Iglesia Trinidad)。
    思わぬ大きな発見に思わずシャッターを切った。 [小画像(z4456.jpg+z4457.jpg")][拡大画像(x8278.jpg): ポスター][拡大画像(x7878+x7879.jpg)]



    サーカス一座

    1. サーカス・テントの天井に映し出された空中ブランコの曲芸団員。
    2. 鉄製格子状球体の中でのバイク曲芸。少なくとも5台のバイクが発進準備をしているところ。
    3. 何台かのバイクが高速回転中。狭い球体内を最大6台のバイクが同時に回転するという、まさしく危険なアクロバット芸。

    都市を転々と移動するサーカス団はもう日本では見られなくなって久しいが、南米のアルゼンチンやブラジル、パラグアイではまだ そんなサーカス団に時にお目にかかることがある。 陸地続きの南米大陸では国境をまたいで季節的に移動する国際的なサーカス団がある。 サーカス用具、馬鹿でかいテント、発電装置、動物などを何台もの大型トレーラーに積んで、 サーカス団員やその家族、営業担当社員などとともに、季節を変え、気軽に国境を越え、転々と興業して廻る。 娯楽が少ないパラグアイでは週末ともなれば大勢の家族連れで賑わう。







    コンセプシオンから国境の町ペドロ・フアン・カバジェーロ(Pedro Juan Caballero)へ
    1. コンセプシオンでの教会風景
    パラグアイ河沿いの重要な港町・コンセプシオンでのスナップ。 [拡大画像(x5108.jpg)]/保存画像 [拡大画像(x5109.jpg)] [拡大画像(x5110.jpg)]



    2. ドイツ製地ならし機(planadora)&ミニ蒸気機関車

    ・ コンセプシオン市が1913年に購入したというドイツ製ロードローラー(製造会社はB. Ruthemeyer Soest)。 街の目抜き通りに展示されている。蒸気動力か?? [拡大画像(x5111.jpg)]
    ・ パラグアイ北部地域では最初の蒸気機関車。 コンセプシオンを発着駅にして、1909年から1959年まで活躍したとされる。 街の目抜き通りに展示されている。 [拡大画像(x5112.jpg)][説明書き(x5113.jpg)]


    3&4. 市場に見るパラグアイの香と色/家路につく農夫

    ・ 露天商がところ狭しと並ぶような、コンセプシオンの街中にある市場の風景。果物屋、草履屋などなど、何でもあり。
    ・ 何てことない風景かもしれないが、パラグアイらしき生活の香と色に満ち溢れている。  [拡大画像(x5114.jpg)]
    コンセプシオンの郊外にて。コンセプシオンの市場に農作物を売っての帰りであろうか。のんびりと家路につく農夫たち。 [拡大画像(1)(x5115.jpg)][拡大画像(2)(x5116.jpg)]


    5. これこそ「山のある風景」!
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    パラグアイ国土は、平坦そのものか、なだらかな丘陵地形ばかりである。
    なだらかな丘陵に広がる広大な放牧地ばかりを目にしていると、たまには海の地平線や山らしき山を見たくなる。
    パラグアイにもその山らしき山々の風景があった。
    コンセプシオンからブラジルとの国境の街ペドロ・フアン・カバジェーロに向けて小一時間も行けば、山々の風景 (山岳風景とはいかないが)に見とれながらのドライブを楽しむことができる。
    写真はCerro Membyのいう山(日本語でいえば「Membyの丘」)。
    1[拡大画像(x5117.jpg)][拡大画像(x5120.jpg)][拡大画像(x5119.jpg)][拡大画像(x5118.jpg)]
    2[拡大画像(x5121.jpg)]
    3[拡大画像(x5122.jpg)]
    4[拡大画像(x5123.jpg)]


    6. セロ・コラ国立公園 (Parque Nacional Cerro Corá) のモニュメント

    セロ・コラはパラグアイの歴史に名を残す戦場(パラグアイ・アルゼンチン・ブラジルとの3国戦争)である。ロペス大統領はここで 最後まで激闘し戦死した。
    モニュメントだけがひときわ目立つ。
    [拡大画像(x5130.jpg)][拡大画像(x5131.jpg)][拡大画像(x5132.jpg)][拡大画像(x5133.jpg)][拡大画像(x5134.jpg)]

    7. ビーチサッカー: ブラジル・パラグアイの国境の町「Pedro Juan Caballero」にて

    [拡大画像(x5124.jpg)][拡大画像(x5125.jpg)][拡大画像(x5126.jpg)] [拡大画像(x5127.jpg・x5128.jpg)]

    8. ブラジル・パラグアイ国境線は大通りの中央分離帯(Pedro Juan Caballeroにて)

    「Pedro Juan Caballero」はパラグアイとブラジルとの国境の街。街を貫く一本の目抜き通りの中央分離帯がいわば国境線。 街の目抜き通りの真ん中に立つ、「来パラグアイ歓迎」標識。向こう側がパラグアイ側、手前がブラジル側。
    市民も観光客も、無造作に、何のコントロールも受けず、自由自在に往来する。観光客にとってはこの標識でもって国境線の存在を 意識させられる。人々が仲良く共存する、不思議な国境の街である。 [拡大画像(x5129.jpg)]

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