画像1・2は、琵琶湖のほぼ最北部湖岸に位置する集落・大浦(下図の左端)地先の、鏡のような滑らかな湖面に、ゴムボートを浮かべ釣り
糸を垂らす太公望を切り撮ったものである。何を考えながら何時間も糸を垂れているのだろうか。他人事ながら釣り人の想いをあれこれ想像しながら眺めた。
静穏湖面に漂う小舟の上で釣り竿を手に、漢詩創りでもするとすれば実に粋なことに違いない。竿を垂れながら漢詩の一句でも詠めそうな
情景である。湖面は穏やかであり、時間的余裕はたっぷりあり、誰からも邪魔されないという、詩創りに没頭するには最適環境にある
と想像した。佳作の詩が生まれそうである。
中国の「李白」(701年~762年)は自身の想いをわずかな文字に結晶させた「詩仙」である。彼であれば、この自然環境の中に身を置けば
どんな漢詩を詠むであろうか。詩聖「杜甫」であればどうであろうか。そんなことを暫し考えながら、沖の太公望の後ろ姿にカメラの
焦点を合わせた。

[撮影年月日:2024.06.08/場所: 琵琶湖最北部の湖岸にある集落・大浦(下図の左下端)]