画像1は国指定史跡の「見沼通船堀」における閘門開閉の実演を案内するポスターである。JR京浜東北線「南浦和」駅近傍でたまたま
見かけたものである。
規模は全く異なるが、パナマ運河の閘門(ロック lock)システムと同じ原理でもって、「水の階段」を昇降することで通船する。
画像2の図に示されるように、見沼代用水東縁と西縁との間には芝川が低地を流れているが、見沼通船堀東西の、各一の関・二の関
の運用によって、代用水東縁または西縁と芝川との間を行き来する(通船する)ことができた。芝川は荒川・隅田川へと通じており
、さらに江戸と繋がり、当時の舟運の一翼を担っていた。
なお、閘室(チャンバー chamber)の門扉の操作は、細長く四角い板木を両岸に重ね渡したり、取り外したりする方法でもって閘室内の
水の調節が行なわれる。パナマ運河での閘室扉は鉄製の巨大な観音方式で、油圧装置でもって操作され水の出し入がなされる。
実演関連情報(ポスターより)
・ 実演期間: 令和6年8月21日 10時~13時の間。
・ 場所: 見沼通船堀東縁一の関・二の関の間。JR武蔵野線「東浦和」駅下車、徒歩約15分の地にある。地図参照。
・ 当日は通船堀と所縁のある「鈴木家住宅付属建物」が特別公開される(通常は土日のみ公開)。
・ 主催:さいたま市教育委員会。
・ 問い合わせ先: 同委員会事務局文化財保護課。電話: 048-829-1725。
2. 見沼通船堀周辺図(出典:ポスター)

[撮影年月日:2024.08.20./場所: さいたま市南区南本町の「文蔵1丁目自治会」公報掲示板/JR京浜東北線「南浦和」駅の西側南・線路沿い][拡大画像: x29380.jpg]