素晴らしいことに、一等レンズが据え付けられた灯台塔頂部が見学者自身の目線と同じ位置にある。即ち、見学者は塔頂部をほぼ水平真横に
眺めることができる。地形的に見て、見学者用展望台が灯台の塔頂部と同じくらい高い位置にあるからである。室戸岬への旅から
帰宅後、灯台画像を見直した折にハッと気付かされた。見学者と同じ目線位置で光源レンズを覗き込めるというのは、国内でもこの
「室戸岬灯台」くらいなのかも知れない。
燈光会の灯台広報板によれば、「室戸岬灯台」は1899年(明治32年)4月に完成し、その後1934年の室戸台風、戦災、1946年の
南海地震でレンズが破損し修理がなされた。だが、灯塔はほとんど被害を受けて来なかったので、建設当時の姿を今に残している。
光源には当初石油が採用されていたが、1917年(大正6年)12月に電化された。
灯台要目
・ 光り方: 単閃発光
・ 光の強度: 160.0万カンデラ (一等レンズを使用)
・ 光達距離: 26.5海里(1.852km/海里×26.5海里=約49㎞)
・ 高さ: 地上から灯台頂部まで約15.4メートル、海面から灯火まで約154.7メートル
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[拡大画像: x29386.jpg]
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5×4cm
太平洋を向かって室戸岬のほぼ先端に立つ「中岡慎太郎像」 [拡大画像: x29387.jpg]
[撮影年月日:2024.11.11/場所: 四国・高知県「室戸岬灯台(Cape Muroto Lighthouse)」にて]