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画像1・2は伊勢市の「山田奉行所記念館」に展示される御座船「虎丸」の模型である。
添付の説明書きによれば、山田奉行所は、その任務から、関船、鯨船などの軍船8艘を保有した。御座船の「虎丸」は
そのうちの1艘である。「虎丸」は文禄年中に、長曽我部氏より豊臣家へ献ぜられ、その後徳川氏の
ものとなり、慶長8年大坂よりこの地へ廻送されたと伝えられる。
「虎丸六十八挺立御船之図」を基に、野村史隆氏の監修により、中村末吉氏によって制作された。縮尺:1/30
また、「御座船と山田奉行所」と題するパネル説明書きには、
「戦国時代、江戸時代の水軍では、船隊を指揮する大将の乗る軍船を御座船といいました。江戸時代になると、安宅船にかわって、
関船が御座船として利用されるようになり、矢倉形式の上部構造に、将軍や大名の屋形を設けました。山田奉行所には
、虎丸と呼ぶ68艇立ての御座船が配置されました」と記されている(原文の通り)。
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画像4は「虎丸」の船舶概図である。「虎丸館内の模様」と題する説明書きには、「享保年中に、山田奉行保科丹後守より徳川幕府に
差し出された「虎丸」船内の報告図です。黒とため色を基調に、金箔を施した粧(よそお)いが示されています」と綴られる。
なお、同記念館の建物は、広大な敷地内に数多くの屋敷を擁していたかつての山田奉行所の一部が復元されたものである。画像3は
村中の一角に立つ同奉行所の跡を示す石柱である。
[撮影年月日:2024.12.22/画像1・2・4の出典: 山田奉行所記念館/伊勢市御薗町上條1602]
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