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一枚の特選フォト「海 & 船」

One Selected Photo "Oceans & Ships"

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    水の街道「よと川の図」(大坂・八軒家浜の風景)

    画像は「とよ川(大阪・淀川のこと)の図」と題される巻き絵図(復元)である。作者は不明、大きさは縦36.6㎝×横幅882.0㎝である。 1800年頃の京都・伏見から大阪・中之島までの淀川流域の風景が描かれている。

    江戸時代、淀川は京都と大坂を結ぶ舟運(河川輸送)の幹線ルートであり大動脈であった。 西廻り航路で大坂に到着した参勤交代途上の西国大名、遥々朝鮮半島から対馬・下関や瀬戸内を経て大坂にやってきた 朝鮮通信使一行らは、淀川を遡り京都あるいは東海道へ入るのが一般的であった。

    「京と大坂を行き来する文人墨客(ぶんじんぼっきゃく)にとっても感興(かんきょう)をもよおす 風景であった」と、「とよ川の図」を紹介する復元絵図には記されている。

    また、絵図には「蔵屋敷で働く人々、絢爛な御座敷船、大阪城、桜、橋、山などが精密に描かれ、当時の風光 明媚な淀川流域の様子が伝わってきます」と記される。時を遡り、江戸時代後期における 大坂・中之島から京都伏見に至るまでの淀川両岸の各所の風景を観覧しながら、居ながらにして舟旅を楽しむ ことができる。

    絵図下方が北である。従って右側が下流で中之島方面となり、左側が上流で枚方・大山崎・八幡・京都伏見方面となる。 中央上部の燈明台が建つのが八軒家の船着き場である。

     八軒家浜の現在の大川(旧淀川)ウォーターフロント風景。 右手前の建物は「京阪電車天神橋駅」。

    [撮影年月日:2025.04.01/場所: 大阪・大川・八軒家浜船着き場]


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