画像は「大津市立歴史博物館」にて切り撮った「丸子船 (まるこぶね)」の絵図である。
博物館では「湖上水運と堅田」と題して丸子船と舟運のことがパネル紹介されている。パネルによれば、
「中世の堅田は、湖上での自由通航権を持ち、舟運や漁業を広範囲に行うとともに、湖上の関所の一つである堅田関の
管理や、湖上を渡る船を承認し安全に航行させる力(上乗権・うわのりけん)」を持っていた」と綴られている。
また、丸子船の紹介パネルには概略次のように記される。「琵琶湖で活躍した木造和船は丸子船(丸船)と呼ばれる。その特徴は
舳先のヘイタ(船板斜めにして繫ぎ合わせ舳先を構成する)と、舷側に取り付けられたオモギである。オモギは丸太を半裁した
大きな部材で、横波を受けても転覆しない工夫である。これらは、琵琶湖の船だけに認められる特徴である」。
展示パネルには、琵琶湖岸集落ごとに何艘の丸子船が存在したかを示すイラストが表示されている。それによれば、
船奉行管理の船と彦根藩領の船の総計として、702艘の船があったと記される。
[撮影年月日:2025.04.03/場所: 大津市立歴史博物館にて]