海洋総合辞典 Comprehensive Ocean Dictionary, 特選フォト・ギャラリーPhoto Gallery, シーラカンスcoelacanth, ブルーフィッシュ"Bluefish", 鈴廣かまぼこ博物館Suzuhiro Kamaboko Museum, 小田原Odawara

一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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シーラカンスをオブジェにした魚のアート「ブルーフィッシュ」 [小田原・かまぼこ博物館]

神奈川県小田原市風祭に「鈴廣」のかまぼこ製造販売所がある。鈴廣はかまぼこづくりと販売の老舗である。その製造販売所に 「かまぼこ博物館 Suzuhiro Kamaboko Museum」なるものが併設されている。

画像はその博物館で切り撮ったシーラカンスをオブジェにしたアート作品である。作品は「ブルーフィッシュ」と名付けられている。 展示パネルには「ジャンヌ・グリュー作/ロイヤルコペンハーゲン社製」と記されている。

また、パネル曰く、シーラカンスは1938年に南アフリカ東部海岸で発見された。生きた化石魚の代表格のような存在である シーラカンスは恐竜と共に絶滅してしまったと考えられていたが、この大発見により最古の魚として世界中に知れ渡った。 魚博士の末広恭雄氏がシーラカンスを食して「味のないかまぼこだった」と評したとか。

[参考] coelacanth: n.[魚]シーラカンス (cf. latimeria)、腔棘魚 (こうきょくぎょ) [現存する前世期の魚;  中生代の白亜紀に絶滅したと考えられていた (約6,000万年前に絶滅したと考えられていた)、体長1.5mほどの大型の海魚;  南アフリカ東岸のコモロ諸島近海などで生きたまま漁獲されたことがあり、「生きた化石」と称される; 硬鱗魚 (こうりんぎょ) の類].


[2014.1.12 小田原市の「鈴廣・かまぼこ博物館」にて][拡大画像: x25790.jpg][拡大画像: x25791.jpg]


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