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大阪歴史博物館 (Osaka Museum of History) では、古代・難波宮の時代、中世・大坂本願寺の時代、近世・天下の台所の時代、
近代・現代の大大阪の時代などをテーマに、写真・ジオラマなどでの展示を行なう。近代・現代コーナーでは、先の第二次大戦による
焼け野原からの復興、その後の経済的発展の歩みを展示する中で、大阪・築港地区に築かれた大桟橋の風景写真が展示されている。
琵琶湖に源を発する淀川は、現在では、その本流がそのまま「新淀川」となって大阪湾に注ぎ込む。他方、大阪市内の北区・天神橋で、
「大川」が淀川から枝分かれしている。その大川が旧淀川である。大川は中之島を経て安治川となって大阪湾に注ぎ込むが、
その突端にあるのが築港地区である(下図参照)。大阪湾に向かって突き出す大きな桟橋が築かれていた。
1903年(明治36年)7月に竣工した。桟橋の幅員は22m、長さ455mにも及んだ。港湾施設であったが、魚釣りなど庶民のレクレーション
の場としても賑わったという。画像は1925年(大正14年)頃の桟橋風景である。
* 写真キャプションには「築港大桟橋 大正14年(1925)頃」、「出典: 大阪市大観(大正14年)」と記されている。
[2012.10.8 大阪歴史博物館にて][拡大画像: x26201.jpg][拡大画像: x26202.jpg]

地図右上で、大川が淀川から枝分かれし、蛇行しながら中之島を経て、安治川となって湾に注いでいる。
「安治川」の右隣に「築港」と記され、桟橋が突き出しているのが分かる。大川が最も急カーブで曲がる辺りにあるのが大阪城である。
地図出典:大阪歴史博物館。 [拡大画像: x26203.jpg]
辞典内関連サイト
・ 日本の海洋博物館
・ 世界の海洋博物館
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