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一枚の特選フォト「海 & 船」

One Selected Photo "Oceans & Ships"

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    犬吠埼灯台の初代のレンズ [千葉・銚子]

    画像は、犬吠埼灯台が完成した1874年(明治7年)から1951年(昭和26年)まで、77年以上にわたり同灯台で使用されて いた初代の灯光用レンズである。 犬吠埼灯台は英国人リチャード・ヘンリー・ブラントン(Richard Henry Brunton)によって設計、施工監督の下に 建造された西洋型第一等灯台であり、明治7年日本で24番目に点灯された。

    灯台のレンズ、光源、機械などは長い年月の間に更新されてきたが、レンガ造りの灯塔そのものは建設当時のまま今日 にいたっており、明治時代の貴重な文化遺産である。 1874年の灯塔の完成から現在 (2016年) までの140余年の歳月にわたり、関東大震災、第二次世界大戦などに耐え抜き、 犬吠埼にそびえ立ってきた。レンガ造りの建物としては日本で最も高い構造物である。因みに、灯台の高さは地上31メートルである。

    展示パネルによれば、画像に写る初代レンズはフランス製の一等八面閃光レンズである。第二次世界大戦で損傷したために 現在の犬吠埼灯台レンズ(国産、一等四面閃光レンズ)と交換されるまでの77年間、太平洋に向けて灯光し続けていた。

    因みに、初代レンズは、一時期愛知県の明治村で展示されていたが、2002年(平成14年)3月の犬吠埼灯台資料展示館開設時に里帰りし、 2013年(平成25年)3月灯台敷地内の霧信号所・霧笛舎内に移設された。1998年(平成10年)には「世界の歴史的灯台100選」に選ばれた。

    [画像撮影: 2016.05.22/銚子の犬吠埼灯台の霧笛舎にて][拡大画像: x27190.jpg]

    「犬吠埼灯台図」(図面には1872年と記されている)。画像撮影:展示館。原図は国立公文書館所蔵(「公文録附図」)。  [拡大画像: x27324.jpg]

    辞典内関連サイト
    ・ 日本の海洋博物館
    ・ 世界の海洋博物館

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