一枚の特選フォト「海 & 船」
「摂陽山海古覧」 (図絵)
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画像は「摂陽山海古覧」と称される古い図絵である。神戸の六甲山系から神戸、湊川、兵庫津、和田岬方面を俯瞰した
ものである。神戸市兵庫区中之島の中央卸売市場本場のすぐの近傍で開催されたフェスティバル「KOBE de 清盛2012」の
大輪田泊会場(歴史館)(開催: 2012.1.21-2013.1.14)において展示された。
1. 「摂陽山海古覧」である。左から生田川、神戸、湊川、和田岬、兵庫津を俯瞰的に遠望する。 [拡大画像: x24603.jpg] 1173年 (承安3年)、平清盛は大輪田泊 (おおわだのとまり) の大規模な修築工事を行い、会下山 (えげやま) の南にあった塩槌山 (しおつちやま) の土砂で経ヶ島 (きょうがしま) を築造したとされる。 鎌倉時代には大輪田泊は兵庫津 (ひょうごのつ) と呼ばれ、東大寺や興福寺に港の管理が委ねられた。興福寺の五重塔などは、 この兵庫津で得た収入を財源にして建設された。
[画像撮影: 2012.5.31 「KOBE de 清盛2012」の大輪田泊会場 (歴史館) にて][拡大画像: x24605.jpg][拡大画像: x24604.jpg]
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