一枚の特選フォト「海 & 船」
ミツクリザメの液浸標本
1. 撮影年月日: 2018年8月1日 2. 撮影場所: 横須賀市立自然人文博物館
3. ミツクリザメは1科1属1種のサメである。学名は Mitsukurina owstoni、英語名は「goblin shark」で、ミツクリザメの
日本語の別名である「テングザメ」を英訳した結果生じた名である。英語本来の goblin の意味である「小鬼、妖精」を表わすものではない。
生きている時のミツクリザメは、餌を捕る時以外は顎を頭部に引き込んでいるが、死亡すると顎は突出し、特徴的な顔つき、様態となる。
この展示標本は、1981年(昭和56年)に相模湾で捕獲されたものである。全長2.5mを超える個体であり、国内の本種液浸 (えきしん)
標本としては最大級である。参照: 博物館説明書き。 |
1 2 1. 顎を出していない状態のミツクリザメ(CG復元)。 [拡大画像: x23707.jpg] 2. 正面から見た液浸標本。 [拡大画像: x23952.jpg] 画像1&2: 横須賀市立自然人文博物館 Yokosuka City Museum |