画像は、1927年(昭和2年)に完成した旧大和田銀行本店本館を利用した、「敦賀市立博物館」に展示される立石岬(たていしみさき;
敦賀半島先端)灯台のレンズである。同博物館には敦賀ゆかりの郷土の歴史・美術などの資料を展示する。
「立石岬灯台レンズ(1880年)」と題するキャプションには、概略以下の旨が記される。
立石岬灯台は1881年(明治14年)に敦賀半島先端に建設された。当時の日本においては、14番目に設置された洋式灯台
であった。日本海側では2番目に設置された洋式灯台であった。西欧のお雇い外国人による造営ではなく、日本人技術者の手によって
建設された最初期のものとされている。画像の大型フラネル式レンズはフランス製である。因みに、「敦賀郡誌」には、
「是を敦賀湾における文明的設備の第一着とす」と記されているという。ルスティカ式の石積みの下層部は現在でも現役であり、
敦賀湾沖を航行する船舶の航海安全を支えている。
画像2の左の灯台写真は1909年(明治42年)頃。
画像3の絵葉書には「立石埼灯台 明治14年 Lighthouse of Tateishi Misaki, Tsuruga」と記される。
キャプションによれば、「レンズは明治13年にフランスで製造。昭和35年まで使用された。福井県立博物館蔵」と記される。
[2017.10.14 画像出典:敦賀市立博物館][拡大画像: x27990.jpg][拡大画像: x28006.jpg][拡大画像: x28007.jpg]