一枚の特選フォト「海 & 船」
画像は、昭和5年頃における揚繰り網漁(あぐりあみりょう)の模型である(模型の縮尺=1:100)。
関連図絵のキャプションによれば、「明治23年、房総で巾着網を取り入れた改良アグリ網漁法が考案された。また、昭和初期には
動力船も導入され、魚網も麻糸から綿糸に転換し、漁港の建設と相俟って、鰯漁の生産性は飛躍的に向上した」と記される。
また、別のキャプションによれば、「・・・・・・一方、水産業も、イワシ漁は地曳網(じびきあみ)漁法からアグリ網漁法へ変わり、銚子などの
漁港整備などによって、沿岸漁業から沖合・遠洋漁業に発展していきました」。
[撮影年月日: 2019年年7月24日/撮影場所: 千葉県立博物館にて][拡大画像: x28644.jpg] |
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2. 「改良アグリ網漁法」のイラスト。 [拡大画像: x28645.jpg] 3. 「アグリ網漁」の写真。網を巻いた後、揚網作業をする漁師たち。写真の出典は「ふるさとの想い出写真集 安房鴨川 天津小湊」」 と記される。 [拡大画像: x28649.jpg] (注) 画像1-3の出典はいずれも千葉県立博物館。 |