一枚の特選フォト「海 ＆ 船」

船絵馬52点が奉納される白山媛神社 [新潟県寺泊]

説明書きによると、新潟県寺泊港は、江戸時代、北前船の寄港地として大いに繁栄した。そして、大勢の船主や船頭が航海の安全を祈り、また その無事を謝して、 絵馬師に描かせた持ち船の絵馬を白山媛神社（しらやまひめ）（白山宮）に奉納した。神社境内の収納庫「船絵馬館」にはその船絵馬52点が収蔵・展示されている。 造船史、航海史、経済史などを研究する上での貴重な史料として、昭和45年に国の有形民俗文化財に指定された。 また、神社の創建に関しては詳らかではない。承久の乱で敗れた順徳院が佐渡に下幸（1220年代）の時に参詣 され宝器を 奉納したとの言伝あり、それ以前より鎮座がなされたと考えられるが、その昔二度の火災に より記録が焼失したため詳しくは 分かっていない。 現在の社殿は1758年（宝暦8年）に焼失により、1771年（明和八年）に再建された。 [撮影年月日：2020.10.24／撮影場所：白山媛神社。新潟県長岡市寺泊町寺泊。拝観希望者は社務所（電話0258-75-3412） へご連絡下さい][拡大画像: x28718.jpg]

12 1.　[拡大画像: x28719.jpg]。 2.　白山媛神社境内から見下ろした寺泊港の風景。 34 3.　白山媛神社本殿。 4.　舟絵馬の収納庫「船絵馬館」。 5 5.　北前船西廻り航路概略図。画像1より。 [拡大画像: x28720.jpg]