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新潟県佐渡島の南西部に位置する小木(おぎ)半島に、赤泊という小さな港町がある。その赤泊港は江戸時代より
越後-佐渡(越佐)間の最短距離にあるという地理的位置を生かして、奉行をはじめ島内の人々の渡海港、物流のための港として
重要な役割を果たしてきた。
画像は赤泊郷土資料館に展示されるジオラマで、江戸時代に佐渡奉行が佐渡に渡海する様子を模している。
「奉行御渡海」と題する案内パネルには、次のように記されている(原文のまま)
赤泊が佐渡奉行渡海港となったのは、正徳2年(1712年)奉行二人制になった頃で、二人の奉行が隔年に
在島して支配をしていた頃からです。以後幕末まで、奉行が佐渡赴任の時は、江戸から三国越えで寺泊に出て赤泊
に渡海するコースがとられました。
赤泊沿岸の村々では奉行の船の帆影が見えると、我さきにと小船を漕ぎ出し、奉行船を曳航して赤泊港へ入る
しきたりがあり、一番乗りはその村の名誉とされてきたと言います。
[撮影年月日:2020.10.21/撮影場所:新潟県佐渡島・赤泊の郷土資料館][拡大画像: x28715.jpg]
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