画像は新潟県佐渡の南西部に位置する小木町宿野木にある「佐渡国小木民俗博物館」に併設される弁才船「白山丸」展示館内
に陳列される船模型である。
展示パネルによれば、寛文(かんぶん)12年(1673年)西廻り航路の開始を記念して、京都から神輿が木崎神社へ
下がって来た。その時以来、小木(おぎ)では、8月29日~31日の3日間が祭り日とされた。二百十日(9月1日)は
海上が時化る恐れがあり厄日と考えられ、その前後日においては海難を避けるために最も多くの船が小木の湊に入港した。
祭りはその入港・停泊時期を選んで催されたという。
船模型は、かつて小木祭りに登場した山車である。神輿を先頭にして延々と町内を渡御(とぎょ)する。その行列の先端を、この船型の山車が
子どもたちに曳かれて進んだ。多くの見物人が船をめがけて一斉に賽銭(さいせん)を投げ入れ、家内円満や商売繁盛を祈った。
船模型の所有者は末広町の金子仁吉氏と記される。
[撮影年月日:2020.10.21/撮影場所:新潟県佐渡・小木の「佐渡国小木民俗博物館」に併設される弁才船「白山丸」展示館]
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