一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
氷川丸のディーゼル・エンジン&クランク室内部
日本郵船・氷川丸は8気筒ディーゼルエンジン2基を搭載する。船内に現在でも設置されているこれら二基のディーゼルエン
ジンは、1930年(昭和5年)の竣工当時においては、最新鋭のエンジンであった。今ではその当時のまま残されている貴重な
産業遺産でもある。 * 画像: 気筒のうちの一つの内部(クランク室)を透視することができる。
氷川丸は、戦前に北米シアトル定期航路の豪華貨客船として就航した後、病院船、引き揚げ船として
活躍し、そして戦後再びシアトル航路に復帰した。1961年(昭和36年)5月、横浜・山下公園の桟橋に係留され、以来横浜港
のシンボルとして市民に親しまれて来た。 |
1 2 1. 氷川丸の二基ある8気筒ディーゼルエンジンのうちの一基の模型図。 [拡大画像: x22329.jpg] 2. 二基ある8気筒ディーゼルエンジンのうちの一基の最上部。 [拡大画像: x22342.jpg] [拡大画像: x22341.jpg: 右舷、左舷の主機関二基]
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