海洋総合辞典 Comprehensive Ocean Dictionary, 特選フォト・ギャラリーPhoto Gallery, 止索栓(ビレイング・ピン)belaying pin, 練習帆船・日本丸sail training ship Nippon Maru, 横浜みなと博物館Yokohama Port Museum

一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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止索栓(ビレイング・ピン) (4)

ミズンマスト(mizzen mast)下部にある栓座とその止索栓(ビレイング・ピン)。栓には動索がコイルアップされている。
説明パネルによれば次のように記されている。

「ロープをとめてある棒を、ビレイング・ピンといいます。本船には200本あります。材質は木(樫、 リグナムバイタ)でできたものと金属(鉄、真鍮)でできたものがあります。ロープの止め方は 結びつけるのではなく、ビレイング・ピンの上と下を8の字に3回以上往復させることにより素早くロープを止めることが でき、ゆるめるときは強い力がかかっていても、安全にゆるめることができます」
[2010.03.日本丸メモリアルパーク(Nippon Maru Memorial Park)・練習帆船「日本丸」sail training ship Nippon Maru・ 横浜][拡大画像: x22565.jpg]

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1. ミズンマストの栓座と止索栓(ビレイング・ピン)。栓には動索がコイルアップされ係止されている。 [拡大画像: x22566.jpg]
2. ミズンマストのシュラウズとラットライン(段索)。マスト上方に檣楼(トップ)がある。シュラウズ上部に垂直に立つ ファトックシュラウズが見える。実習生はこのファトックシュラウズをハングオーバーの姿勢で登り、さらに檣楼端をはい上がり 檣楼の上へとよじ登る。 [拡大画像: x22567.jpg]

辞典内関連サイト: 世界の海洋博物館-日本


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