一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
ホホジロザメ、映画「ジョーズ」のモデル
捕獲されたホホジロザメ(ネズミザメ科ホホジロザメ属)の胃袋から出てきたものは? 取り出されたいろいろな
胃内容物がホホジロザメ模型の回りに展示されている。一般的にサメは魚、エビやカニなどの甲殻類、タコなどの軟体動物
を食餌するが、ホホジロザメのような大型サメは、ウミガメの他イルカやアシカなどの哺乳類をも食べる。 「危険なサメ・・・ホホジロザメ、映画「ジョーズ」のモデル」と題する説明パネルには次のように記されている。 「人類にとって最も危険なサメの一つがMan Eater Shark(人食いザメ)と呼ばれ、映画「ジョーズ」 のモデルにもなったホホジロザメ(Great White Shark)だ。さらに、このホホジロザメ模型の説明パネルには次のように記されている。 「地上最強の魚「ホホジロザメ」」* * * * * JR気仙沼線「南気仙沼」駅前の目抜き通りの「海の道」を「気仙沼市魚市場」方面へ歩いて5分くらい、市 魚市場と併設するように建つ「海の市」。新鮮な生の魚貝類や干物などの海産物を売るいくつものお店、シーフード レストラン、その他博物館などが入る商業&アミューズメント複合施設である。
その1階に「氷の水族館」が、2階には「気仙沼リアスシャークミュージアム」がある。文字通りサメを主テーマにする
博物館である。サメの種類や生態、サメによる被害、ホホジロザメやジンベエザメの巨大な模型、各種サメの顎骨と歯、
ネコザメなどの卵、サメの胃から取り出された内容物、サメから製造される製品など、幅広く展示する。
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3 1. ホホジロザメなどの危険なサメから身を守りながらサメの生態観察・調査やカメラ撮影などをするために用いられる 鉄製のサメ避けの檻(おり)。 檻が発する微(かす)かな電流を感知してサメが噛み付いて来ることもある、と記されている。 [参考]ロレンチーニ器官:鼻先の上下に、獲物が出す微弱電流(磁気)を感じとる、「ロレンチーニ器官」という小孔がたくさん ある。回遊時にはレーダーのような機能をもはたす。 [拡大画像: x23038.jpg] 2. ホホジロザメ(great white shark)の画像。 [拡大画像: x23039.jpg] 3. ホホジロザメの画像。「ギザギザのある幅広い歯と強靭な顎で、獲物に咬みつき振り回すことで、大きな肉をかみとる」と 記されている。 [拡大画像: x23040.jpg]
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