画像は、正真正銘の、東京都心において切り撮られた風景である。
2月下旬、茜色に染まる夕暮れ時の空を背景にして立つ、本格的な白亜の灯台。
これは江東区・お台場にある「船の科学館」に屋外展示されている灯台である。
ゆりかもめの「船の科学館」駅のホームから眺めた風景、美しい夕焼けを自然のキャンバスにして描かれた「白亜の灯台&
椰子の木々のシルエット」なのである。
これだけを見ると、南太平洋のとある島の高台に立つ灯台を想わせ、南国的風景と見間違う。
だが、東京都に属する八丈島や大島での風景画ではなく、都心のすぐ近くで切り撮った一こまなのである。
名付けて、「東京都心の南洋パラダイス」。
[2011.02.27.「 船の科学館」駅からの風景][拡大画像: x23687.jpg]
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1. 夕暮れ時の2つの灯台風景(いずれも「船の科学館」の屋外展示されているもの)。八角形の木造灯台
はかつて三重県・志摩半島の安乗崎(あのりさき・志摩市)突端に立っていた、初代の安乗埼灯台
(あのりさきとうだい)である。
まもなくそれらの光が灯される瞬間を待つばかりである。2011.2.27夕方の風景。 [拡大画像: x23688.jpg]
2. 2011.2.27朝方の風景。 [拡大画像: x23689.jpg]
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3. 初代の安乗埼灯台・2011.1.22 [拡大画像: x23690.jpg]
4. 灯台のいわれ不詳・2011.1.22 [拡大画像: x23691.jpg]
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