一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
太平洋航路の女王「浅間丸」 (模型)
「船の科学館」に展示される、日本が世界に誇った豪華貨客船「浅間丸」の精巧な模型。その説明パネルには次の
ように記されている。
日本郵船が太平洋航路の充実を図るため、17,000総トン、20ノット級客船を建造、就航させた3隻の豪華客船の第一船が "浅間丸"でした。船内の設備には豪華な装飾がこらされ、イギリスの古典様式を取り入れるなど、「太平洋航路の女王」の 名にふさわしい船でした。さらに"浅間丸"は、当時わが国最大の客船であったばかりでなく、大型ディーゼル客船としても 太平洋航路では最初の船でした。終戦も近い昭和19年 (1944年) 11月に米潜水艦の雷撃を受けて沈没しました。 トン数:16,947総トン、全長:178.00m、幅(型):21.95m、深さ(型):12.95m、主機:ディーゼル4基 (16,000馬力)、最大速力: 20.71ノット、乗組員: 329名、旅客:一等239名、二等96名、三等504名、建造所:三菱長崎造船所、所属:日本郵船株式会社、 浸水:昭和3年 (1928年) 10月、竣工: 昭和4年 (1929年) 9月
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2. 「浅間丸」: 野上隼夫、油彩画、30号。
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