漁業技術の画像集・FishTech
著作者/水産大学校名誉教授・理学博士 前田弘
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FishTech 目次 | ご覧のページ
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第 5 部 15 オマーンの漁業 [ 1 ][ 2 ][ 3 ] Oman04
No.401
No.402
No.403 No.401−No.403 Khaburaの漁村 ホコリ除けのために船外機には被いをかけてある。主な漁法は刺網で、 その網丈は高い。夜間操業をするので、No.406に示すような灯火の設備がある。
No.404
No.405
No.406
No.407
No.408
No.409
No.410
No.411
No.412 No.404−No.405 刺網の仕立て沈子はセメントの円板 網針は簡単な構造 No.407−No.409 投網 目の前で投げたが1回でこれだけが漁獲された。 No.410 政府によって氷蔵庫が配られたが、捨ててあった。 No.411 棚の上は干物を作るときの鳥除け、下は曳航用のイケス
No.413
No.414
No.415
No.416
No.417
No.418
No.419
No.420
No.421
No.422
No.423
No.424
No.425
No.426
No.427
No.428
No.429
No.430
No.431
No.432
No.433
No.434
No.435
No.436 No.413−Oman05のNo.506 Soharの漁村 この漁村は次の点で、これまでに示した漁村と異なる:shashaが見 られる。小規模の地曳網があり、その漁獲物から作る小魚の干物が多い。 No.414 ヤシの葉(palm frond)で作った舟(shashaと呼ばれる)。これにも船外機が付けられる。主な漁法は 刺網である。タイヤは魚礁を作るためでとのことであった。 No.415 魚礁用の古タイヤ No.416 魚礁用のコンクリート塊と小魚の干物 No.422−No.427 shasha これでもかなりの量の漁具を載せている。鳥除けの囲いとshasha No.430 地曳網 この写真だけでは分かりにくいが、No.432以後とOman07のNo.701とNo.702を見れば、これは 地曳網であることが分かる。これまでに示した漁村では地曳網は見られなかった。ここでは他の漁村よりもはるかに 多量の小魚の干物が見られた。 その原料を供給する漁法を探していたが、それが地曳網であることが分かった。 No.031 sh’iyクラスと考えられる船の残骸と作業小屋 No.432−No.433 地曳網の袖網と考えられる網 No.405に示すように、これまでに記した刺網は一般に網地が 緑色で、網丈は高く、網糸は太く、網目は大きい。しかし、この網はすべての点でそれらと全く異なる。網丈は低く、 網地は白く、網糸は細い。網目は小さく、これでは魚は刺さらない。上下に縁網があり、浮子の付け方も異なる。 No.434 地曳網を載せている。網は大きく、色は刺網と異なる。 No.435 漁船をトラックで引出す。
No.436 地曳網を載せた漁船曳索も見られる。
No.501
No.502
No.503
No.504
No.505
No.506 No.501 地曳網 曳索・網地・縁網が見られる。沈子は大きな石で多い。 No.502 Oman04のNo.436に示した船を引出す。民族衣装の人とそうでないでない人が見られる。 No.503−No.506 地曳網による漁獲物と考えられる小魚の干物が多い。 No.504 左の舟はhuri、右の舟jalbutの特徴(直立船首・角型船尾)を備える。
No.507
No.508
No.509
No.510
No.511
No.512
No.513
No.514
No.515
No.516
No.517
No.518
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No.520
No.521
No.522
No.523
No.524
No.525
No.526
No.527
No.528
No.529
No.530
No.531 No.507−No.531 都市型の魚屋 No.511−No.514 氷が使われ、処理場は清潔である。 No.515 このような店で見られるポスター 上の部分から漁業の様子がわかる。(しかし、トロールは Oman Fisheries Co.による外国の傭船である)。 No.516−No.525 鮮魚以外は輸入品である。No.519にはカニカマ No.522とNo.523には魚類以外も見られる。 No.524 輸入した半調理品 ここでは貝類・エビ等のように生産地市場では見られなかったものがある。 No.526 立派なショッピングセンターの生鮮食品コーナーの一角では魚も売られる。 No.527 そこの魚コーナー ほとんどが底魚類である。 No.528−No.531 スーパーマーケットの魚コーナー ここでも底魚類が多い。 底魚類はOman01等に示した市場や各地の市場ではほとんど見られなか った。またそれらで見られたカツオ・ マグロ類・キングフィッシ等の表層魚類はこれらの店ではほとんど見られなかったし、見られても扱いが全く 異なっている。したがって、これらの店と生産地の小売市場では流通経路と消費対象が全く異なると考えられる。
No.532
No.533
No.534
No.535
No.032−No.035 Oman01のNo.101に示した市場の前にある漁具資材店 No.533 棚の前にあるチェーン付きの
釣針はOman03のNo.303―No.304に示したサメ延縄用と考えられる。
No.601
No.602
No.603
No.604
No.605
No.606
No.607 No.601−No.607 Oman Fisheries Co. Mutrahの魚市場の後ろ(Oman05のNo.532―No.535に示した漁具資材店 の筋向い)にある。外国のトロール船をチャーターし、その漁獲物を冷凍して輸出する漁業公社である。建物は すべてプレハブである。
No.608
No.609
No.610
No.611
No.612 No.608 Mutrah港の近くにあるヤマハ発動機の代理店 (この国の漁船の大部分は和船型のFRP製で、船外機も ヤマハ製が多い) No.609−No.612 ヤマハのFRP船をライセンス生産している工場
No.613
No.614
No.615 No.613−No.615 FRP船を作る工場 ここではトラックに載せるFRP製の氷蔵箱 (Oman03のNo.306とOman07のNo. 733)や家庭用のFRP製品も生産していた。
No.616
No.617
No.618
No.619
No.620 No.616 市場の前の漁船 No.617−No.620 Mutrah近くの漁村 No.617―No.618は曳縄 No.619 曳航用のイケス
No.621
No.622 No.621−No.622 農林水産省 植込みはjalbut型に剪定してある。
No.623
No.624
No.625
No.626 No.623−No.624 水産研究所 No.625−No.626 水産研究所に向かう道路
No.627 No.627 Sidabの漁村 (Oman02のNo.208とほとんど同じ)
No.628
No.629 No.628−No.629 Oman04のNo.429・No.436(Sohar漁村において)とほとんど同じ
No.630
No.631
No.632 No.630−No.632 Mutrah魚市場の前にある機関の修理工場(これも政府の機構らしい)
No.633
No.634
No.635 No.633−No.635 Oman04とOman05に示したSoharの写真の追加 (主に木造船について) No.633 キールと肋骨を供えたOmanの伝統的な船の構造を備えている。(jalbutと考えられる)地曳網を 載せている。 No.634 No.633の拡大
No.635 Oman05のNo.504と似た船(地方名は分からない)油を塗って、手入れが行届いている。地曳網を載せている。
これらの船には船外機は付けられていない。 |