一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
金魚鑑賞 「紅白の優美な和服をまとう水中の貴婦人」 [東京・すみだ水族館]
東京・墨田区の東京スカイツリータウンにある「すみだ水族館」(Sumida Aquarium)。館内で出遭った金魚たち。団扇 (うちわ) の
ような大きな尾びれをゆったりと揺らす。
どう形容すればいいのだろう。紅白の和服衣装をまとう「天女」というべきか、それとも「貴婦人」
というべきか。余りの優美さにほれぼれしながら、暫し水中で優雅に舞う和金を見入る。 [2014.8.8 東京スカイツリータウン・すみだ水族館にて][拡大画像: x26347.jpg][拡大画像: x26342.jpg]
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1. 金魚たち、一匹として同じ「和服衣装」をまとうことなく優雅に戯れる。 [拡大画像: x26343.jpg] 2. 葛飾北斎が描いた金魚。説明パネルには、「北斎の描いた金魚は、大きな尾びれが三つに分かれた三つ尾や、背びれがなく、全体的に 丸々とした体つきなど、「らんちゅう」の特徴が浮彫り」と記される。 金魚(ランチュウ・リュウキン)、Goldfish (Ranchu, Ryukin), Carassius auratus [拡大画像: x26344.jpg] [画像1・2: すみだ水族館]
3. 日本の純朴な伝統的民芸品らしさが漂う金魚の吊り飾り。浅草かんのん通りの「浅草・あづま」のショーウィンドウにて。 [拡大画像: x26345.jpg] 4. 水草が生い茂る水中を優雅に泳ぐ金魚たちを図柄にした小さな風呂敷。これぞ日本的な美を醸し出す伝統的実用品。 浅草界隈の店々には、外国人観光客が喜びそうな、また日本の伝統文化を象徴するような雑多な民芸品などが溢れる。浅草かんのん通りにて。 [拡大画像: x26346.jpg] |