一枚の特選フォト⌈海 ＆ 船⌋

駿河湾で捕獲されたタカアシガニ [西伊豆・戸田]

晩秋の11月下旬、つるべ落としとなる直前、西伊豆の戸田漁港の魚市場前を通りかかった。2隻の沿岸漁船が漁から帰って来るところ に出くわした。船はすばやく岸壁に横付けとなり、即座に水揚げ作業が始まった。船上で獲れたての大きなタカアシガニを入念に 洗浄する漁師、カニで一杯にした大きなポリバケツを桟橋に揚げて運搬車に積み込む漁師、 くわえタバコで一服つきながら作業を見守る若い船頭（?）など、今日の成果をあわただしく陸揚げする漁師姿を暫く眺めていた。 （画像は第一清正丸の水揚げ風景）。 戸田港の形状は丸く奥行きが深い。その港口には細長い砂洲 (さす) が突く出しているために、その入り口はかなり狭くなっている。 港は暴風から遮蔽される天然の良港そのものである。更に大変風光明媚である。港の内側にはその砂洲に沿って砂浜の海水浴場が伸びている。 当日は生憎の雨模様であったが、晴れていれば、砂州や港口の方角に、わずかに冠雪をいだく富士の山を拝むことができたはずであるが、 残念ながら叶わなかった。 [2014.11.20.　西伊豆の戸田漁港の魚市場埠頭にて][拡大画像: x26504.jpg][拡大画像: x26505.jpg]

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1 & 2. 画像1・2は日之出丸の水揚げ風景。　[拡大画像: x26506.jpg][拡大画像: x26507.jpg] 3 3.　健康の森から、戸田港のある湾 (手前) と御浜 (みはま) の砂洲越しに、駿河湾に浮かぶかのような富士山の絶景を切り撮った写真 （出典：戸田港・船乗り場／バス停の観光案内ポスター）。砂州の先端には「沼津市戸田造船郷土資料博物館・駿河湾深海生物館」 (Shipbuilding History and Deepsea Life Museum) がある（下図参照）。　[拡大画像: x26511.jpg] 4 4.　戸田周辺案内図。　[拡大画像: x26510.jpg]