一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
記念碑にみる昔懐かし神戸・メリケン波止場
神戸のJR元町駅からメリケンロードを港の方角 (南) へ10~15分ほど歩くと海岸大通り(国道)との交差点にいたる。
交差点の北側角には神戸郵船ビルが立ち、その対面の南側角にはメリケン波止場跡地を示すコンクリート碑が建てられている。 昔この地に小さな突堤があり、その先に浮き桟橋があった。郵船ビル敷地にはアメリカ領事館があったので、人々はアメリカ 桟橋をなまってメリケン波止場と呼んでいた。 メリケン波止場と、その西隣の中突堤との間には艀溜りがあったが、その昔埋め立てられ現在ではメリケンパークとなっている。 市民らがのんびりと海を眺めながら憩うウオーターフロントパークである。神戸海洋博物館もこのパーク内に立地する。 メリケン波止場の碑の銘板には次のように刻まれている。
[画像撮影: 2015.10.14/メリケン波止場跡の碑にて][拡大画像: x27304.jpg][拡大画像: x27305.jpg] |
画像は昭和初期の神戸港周辺の地図である。画面中央に薄ピンク色の長い突堤が「中突堤」で、そのすぐ右側に突き出した小さな 突堤がメリケン波止場である。 * 辞典内関連サイト: ブラジル移民発祥の地・神戸/昭和初期の神戸港周辺地図(旧神戸移住センター~ 鯉川筋・移民坂~第3・4突堤ルート図)+ 附属資料: 移住関連年譜 [拡大画像: x27192.jpg][出典: 旧神戸移住センター]
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