一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
桁船(けたぶね) [品川区立品川歴史館]
1
2
画像 1 & 2 は東京・品川区立品川歴史館に常設展示される、小島延喜氏製作の縮尺1/6の桁船(けたぶね)の小型復元船である。
「漁船 -桁船-」と題する展示パネルによれば、品川の漁業は江戸内湾の漁師町を中心に行われた。そこで運用された桁船は、
帆でもって風の力で船を横向きに走らせ、桁網 (けたあみ)(底引き網) を5~9梃曳いて漁をするというものであった。品川浦の桁網漁は
他の浦よりも盛んであったが、幕末の台場建設の影響を受けて、その漁獲高は減少するに至った。それに代わって芝エビなどを獲る
エビ桁網漁が考案された。しかし、規定の漁具ではなかったために、他の浦と紛争に陥ったことが記されている
[画像撮影: 2017.1.11 品川区立品川歴史館(Shinagawa Historical Museum, Shinagawa-ku)にて][拡大画像: x27464.jpg][拡大画像: x27463.jpg] |
1 2 3 4
5
1. [拡大画像: x28218.jpg] |