一枚の特選フォト「海 & 船」


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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オランダのリーフデ号の船尾飾り像と三浦按針像

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1. 撮影年月日: 2018年8月1日

2. 撮影場所: 横須賀市立自然人文博物館、横須賀市

3. 画像1は、同博物館に展示されるオランダ船リーフデ号(De Liefde)の船尾にあったエラスムス立像である。 同号はもともと「エラスムス号」と名付けられていた。 リーフデ号は東洋遠征船隊の一船としてロッテルダムを1598年に出航し、マゼラン海峡を経て東インドに向かう途中のこと、 1600年4月19日(慶長5年3月16日)に豊後国(現在の大分県にあたる)の海岸に漂着した。船長はクワッケルナック。 航海長は英国生まれのウイリアム・アダムス(後に三浦按針と称された)であった。東京駅東側の八重洲の語源となった ヤン・ヨーステンもその乗組員の一人で、アダムスと共に徳川家康に仕えたことは有名である。当初旗本の牧野家が得た実像は、栃木県 佐野市の下野(しもつけ)にある竜江院に収められていた。現在は上野の国立博物館にて収蔵されているが、かつて展示されたこともある。

画像2はW.アダムスの上半身像である。

1.[拡大画像: なしx.jpg] 2.[拡大画像: x23646.jpg]


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