東京都内のこんな場所に水辺のオアシスがあった。東京最古のボート場である「東京水上倶楽部 Tokyo Suijyo Club (Tokyo aquatic
club)」のことである。
待ち合わせ場所が「CANAL CAFE」ということで、そこに行ってみたらそこにこの倶楽部があった。
東京都内にもいたるところに都会のオアシスがあろうが、ここもその一つであろう。海辺ではなく内陸部にあるオアシスである。
案内パネルによれば、創業は1918年。当時は10人以上乗船できる船や100艘もの船が浮かんでいたという。600mのお堀の
周りに明かりが灯され、夜間も営業した。蛍、花火、灯籠流し、ラムネ・かき氷の販売など、江戸情緒を残すこのボート場は
都民の憩いの場であった。2018年には100周年を迎えることになる。
アオコの浮いたお濠には大きな鯉がたくさん泳ぐ。餌(1袋20円)を供すると、餌にあり付こうとたくさん寄ってきて、大きな
口を開いて餌をねだる。
倶楽部「Canal Cafe」はお濠の浄化活動に長年取り組み、2009年にこのお濠で蛍が生まれるまでになったという。
春先には濠沿いに桜が満開となり、このテラスで憩う花見客らでその賑やかさも最高潮になろう。桜の花びらが舞い落ちる下をボートで
漕ぎくぐるというのも粋ではないだろうか。
[註釈] 2011年の東日本大震災以降、ボート利用料は全額支援金に供されていると記される。
画像1: 「Canal Cafe」のテラスからお濠を臨む(JR市ヶ谷駅方面)。
画像2: 同上(飯田橋駅/JR中央・総武線)。
[画像撮影: 2017.9.12 東京都内・飯田橋の東京水上倶楽部「Canal Cafe」にて][拡大画像: x27956.jpg][拡大画像: x27957.jpg]