一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
昭和初期の敦賀市街地・港湾地区の模型(昭和10年頃)
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敦賀市内の港湾地区にて復元された旧敦賀港駅舎(現在は敦賀鉄道資料館として利用される)で展示される敦賀市街地・港湾地区の
模型である。 金ヶ崎駅(後の敦賀港駅)は、かつて「欧亜国際列車(新橋~敦賀港駅~ウラジオストク~シベリア鉄道経由~ヨーロッパ)」の 発着駅であった。復元されたその旧敦賀港駅舎の建物は、金ケ崎駅舎を当時のイメージに近いものとして再現したものである (金ヶ崎駅は敦賀港駅の前身であった)。 館内では敦賀港の歴史、敦賀近辺の鉄道の歴史などをパネルの他、貴重な鉄道資料などをもって紹介する。 画像は「往時の敦賀港(昭和10年前後)」と題して同資料館に展示される模型である。平成11年7月制作。平成11年(1999年)は 敦賀が明治32年(1899年)に開港してからちょうど100年となる。それを記念して制作された。
画像1の右上には、船が停泊する波止場と停車場 (敦賀港駅; かつての金ヶ崎駅) が配され、税関事務検査所、敦賀港駅本屋、
北日本汽船代理店・大和田商店回漕部などの近代的ビルが並ぶ。その背後に石炭の貯留所がある。 [画像撮影: 2017.10.14 旧敦賀港駅舎(敦賀鉄道資料館)(former Tsuruga Port Station building, Tsuruga railway museum)にて] [拡大画像: x28020.jpg][拡大画像: x28021.jpg] |