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ポトシ(Potosí)の海辺に出ると雄大な海風景が眼前に広がる。フォンセカ湾は奥行きの深い湾で、
湾内の海をエルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアの三か国で分け合う。対面にはホンジュラスの
山々が連なり、南方にはニカラグアの山々がそびえる。エルサルバドル領土は北方に見える島々がそれなのか、
その先にあるのか(その海辺からは見えず)分からない。
水際には難破して完全に砂に埋もれている船の残骸が横たわる。難破船の鋼鉄製の、完全に
錆び付いた肋骨だけが波に洗われていた。そのすぐ側で子供らが無邪気に戯れていた。
首都マナグアからチナンデガ県(Departamento de Chinandega)の零細漁村ポトシまでは陸路(車)で4時間程度の行程
である。幹線道路(パンアメリカンハイウェイ)で地方都市レオン、チナンデガを経て、さらに支線の土道をドライブする。
チナンデガの少し先のエル・コンゴ(El Congo)までは完全舗装道路であるが、それからポトシまでの3、40kmは
土道のガタガタ道で時間がかかる。
フォンセカ湾(Golfo de Fonseca)は湾の入り口が狭く奥行きが深い湾である。北側からエルサルバドル、ホンジュラス、
ニカラグアの三か国間で、「海の国境線」をもって湾内の海を分け合う。
ポトシは全くの小漁村で村人の多くは沿岸零細漁業(pesca artesanal)で生計をたてている。
村人の家は椰子の葉で屋根を葺いていて、それも壁のない家が多い。このチナンデガ県は太陽の照りが肌を刺すほどに
強烈であることで知られ、そんな炎暑の気候風土に合った様式なのであろう。
[2009元旦][拡大画像: x21135.jpg]
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難破船の周辺で砂遊びや海水浴を思い思いに楽しむ子供たち。
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辞典内関連サイト: 世界の海洋博物館-中米・ニカラグア
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