ボンテンには熱帯気候国らしく椰子の実を利用している? これぞ気候風土からくる漁師の知恵であると
思い込んで風景を切り取ったものの、ついぞ確かめることを怠ってしまった。
首都マナグアからチナンデガ県(Departamento de Chinandega)の零細漁村ポトシまでは陸路(車)で4時間程度の行程
である。幹線道路(パンアメリカンハイウェイ)で地方都市レオン、チナンデガを経て、さらに支線の土道をドライブする。
チナンデガの少し先のエル・コンゴ(El Congo)までは完全舗装道路であるが、それからポトシまでの3、40kmは
土道のガタガタ道で時間がかかる。
フォンセカ湾(Golfo de Fonseca)は湾の入り口が狭く奥行きが深い湾である。北側からエルサルバドル、ホンジュラス、
ニカラグアの三か国間で、「海の国境線」をもって湾内の海を分け合う。
ポトシは全くの小漁村で村人の多くは沿岸零細漁業(pesca artesanal)で生計をたてている。
村人の家は椰子の葉で屋根を葺いていて、それも壁のない家が多い。このチナンデガ県は太陽の照りが肌を刺すほどに
強烈であることで知られ、そんな炎暑の気候風土に合った様式なのであろう。
[2009元旦][拡大画像: x21158.jpg]
1 2 3
浜上げされたいろいろな小型漁労ボート。
1. [拡大画像: x21159.jpg]
2. [拡大画像: x21160.jpg]
3. [拡大画像: x21161.jpg]
辞典内関連サイト
・ 世界の海洋博物館-中米・ニカラグア
・ ニカラグアの海のある風景 [2] [2007-2009]
|