鞆の浦の港に建てられている名所案内板には雁木(がんぎ)について次のように記されている。
「古くから潮待ちの港として栄えた鞆の浦には、船着場としての雁木が造られてきました。記録では、江戸時代初期に
福島正則の家老大崎玄蕃が造ったというのが最初のようです。
現在残っているのは、常夜灯が有るここ「浜の大雁木」のみです。この雁木は、1811(文化8)年に造られたもので、保命酒
浜大雁木とも呼ばれています。常夜灯と一体となったこの雁木は、鞆の港の旧観をよく保っています。」
雁木には歴史を感じさせる石造りの円柱形、あるいは角柱形の繋船柱(ボラード bollard)が残されている。
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1. 雁木と3本の繋船柱。 [拡大画像: x22999.jpg]
2. 円柱形の繋船柱。遠くに常夜燈、その右には「いろは丸展示館」(白壁の土蔵造りの館)が見える。 [拡大画像: x23000.jpg]
3. 角柱形の繋船柱。 [拡大画像: x23001.jpg]
4. 同上(2&3参照)。 [拡大画像: x23002.jpg][拡大画像: x23022.jpg]
辞典内関連サイト
・ 世界の海洋博物館
・ 日本の海洋博物館
・ 「いろは丸展示館」&「鞆の浦歴史民族資料館」
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