一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
房総半島最南端、八角塔屋の「野島埼灯台」
千葉県・房総半島最南端に立つ野島埼(のじまさき)灯台を見上げる。灯台の高さは約30メートルである。
八角形をした、白亜の塔屋をもつ。横須賀、横浜、川崎、東京、千葉などに多くの重要港をかかえる東京湾 (国際海洋法上
「内水」と定義され、領域主権が及ぶ。領土と同じ)、世界でも最も激しく船舶交通が輻輳(ふくそう)する海域の一つである。
野島埼灯台は殊に東京湾に出入りする船舶にとっては重要な物標であり、道しるべである。日本の洋式灯台としては、
三浦半島東端の東京湾口に立つ観音埼灯台に次いで2番目に古い。
「野島埼灯台資料展示室」(Nojimasaki Lighthouse Museum) の案内パネルには概略次のように記されている。
主要目 塔屋頂部の展望台からは360度のパノラマ・ビューを眺めることができる。太平洋の遥か彼方の水平線を180度見渡すと、地球の丸さを 実感できそうである。 [2011.11.12]["拡大画像: x24145.jpg] |
1 2 3
4 5 6
1. 灯台頂部の展望台から360度の大パノラマ。太平洋をほぼ180度展望し、地球の丸さをどこまで実感できるか体験してみよう。東を臨む。
[拡大画像: x24146.jpg] 2. 南を臨む。 [拡大画像: x24147.jpg] 3. 西を臨む。 [拡大画像: x24148.jpg] 4. 灯台の心臓部(フレネル式レンズをもつ灯光システム)を見上げる。 [拡大画像: x24171.jpg] 5. 初代の野島埼灯台を建設したフランス人技師ヴェルニー (François Leon Verny) の胸像*(灯台資料展示室)。 [拡大画像: x24172.jpg] 6. 野島埼灯台の位置図(同上)。 [拡大画像: x24170.jpg: 地図][拡大画像: x24169.jpg: 説明書き]
* 小島義三郎氏制作のヴェルニー技師胸像の台座には次のように記されている。
・ 辞典内関連サイト: 世界の海洋博物館-日本 |