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シンガポールのセントーサ島 (全島が複合型巨大リゾートパーク) からシンガポール海峡を俯瞰する。右上方に大型貨物船が左方向
(マラッカ・シンガポール海峡から南シナ海方面)へと航行している。
正面の彼方の水平線上に薄らと見える陸地は、インドネシア・スマトラ島とシンガポールとの間に点在する小島嶼群のうちの一つ、
バタム島 (Batam Island) である。
マラッカ・シンガポール海峡は、マレー半島およびシンガポールと、インドネシアのスマトラ島との間に位置する。その全長は約1,000km
にも及ぶ。東アジア地域と、インド亜大陸・中近東地域とを結ぶ、あるいは太平洋とインド洋、乃至は南シナ海とアンダマン海とを結ぶ、
最短にして最も経済的な航路として古くから利用されてきた国際海上交通の大動脈であり、また要衝でもある。
現在でも一日200隻、年間90,000隻以上の船舶が通航する。2020年には14万隻以上になると見込まれている。
マラッカ・シンガポール海峡の地理的範囲としては、シンガポール南西端と、対岸のインドネシアのカムリン島 (Pu. Karimum Kecil) とを
結ぶ線より西側をマラッカ海峡、東側をシンガポール海峡と呼んでいる。ラ・シ海峡の幅員は約70-250㎞、平均水深は約25mで、小島、
岩礁、浅瀬が多い。
1) マラッカ海峡での最狭隘部は、インドネシアのルパット島 (Pu. Rupat) 北端のメダン岬 (Tg. Medang) とマレーシア・トゥアン
岬 (Tg. Tuan) との間で、その幅員は約37㎞である。
2) シンガポール海峡は、約1000kmのラ・シ海峡の中でも最も浅く、かつ狭い。
シンガポール海峡での最狭隘部は、サキジャン・ペラパ島 (Pu. Sakijang Pelepah) とバハンティ岩 (Batu Berhanti) との間で、
その幅員はわずか約4.6㎞である。なお、シンガポール付近のフィリップス水路は幅員2.8kmと極めて狭い。
[2011.6.22 セントーサ島にて][拡大画像: x24895.jpg]
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