一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
シンガポール海峡(4): 8隻の船舶、数珠つなぎで航行する
1
2
シンガポールの大型クルーズ客船ターミナルがあるハーバーフロント (Harbour Front) から、国際高速フェリーでシンガポール海峡
を横切り、対岸にあるインドネシアのバタム島 (International Ferry Terminal Batam Centerがある地区) に出向いた。そして、
上陸後しばらくして、その日のうちに帰途に就いた。 大画像(上): フェリーは海峡とほぼ平行して航走している。そして、海峡南側のインドネシア領海から、まもなく海峡の最狭隘海域に 設定された通航分離帯を斜めに横切ろうとしている直前である。8隻の大中型船舶が一列になって通航する様は壮観である。 この海峡が世界で最も錯綜する、国際海上交通上の大動脈であることを例証する画像である。 大画像(下): 海峡南側のインドネシア領海から、北側にあるシンガポールのビジネス中心街の摩天楼を臨む。三本の高層ビル 屋上にスケートボードを乗っけたようなシルエットの「サンズ・スカイパーク」(地上57階、高さ200mのいわば空中庭園) が見える。 手前には通航分離帯をすれ違う2隻の船。
高速フェリーは、海峡の通航分離帯と平行して疾走しながら、また分離帯をマラッカ方面に航行する大型船と並走しながら、
分離帯を横切るタイミングを見計らっていた。ようやく大型船の後方をすり抜ける事ができそうである (下記の小画像参照)。
|
2 |