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四国・高松の琴平町にある金刀比羅宮 (ことひらぐう) は、古くから ⌈こんぴらさん⌋ の名称で親しまれてきた。
特に「海の守り神」として、船乗り、漁業従事者、海運や海事関係者などによって崇められ、
毎年全国津々浦々から数多くの参詣者が訪れる。
金刀比羅宮には、時に、航海の無事・海上操業の安全等を祈って、いろいろな船絵馬が奉納されてきた。
絵馬だけでなく、画像のような実物のボートまでも奉納されている。
画像のボートは、海洋冒険家・堀江謙一氏が、1996年 (平成8年) に、南米エクアドル~東京間の太平洋単独無寄港航海に成功した
ソーラーボート「MALT'Sマーメイド号」である (平成8年3月にエクアドルのサリーナスを出航し、同年8月5日に東京へ
帰着し、138日間・16,000kmの太平洋横断航海を達成した)。
船体は約22,000個のアルミ空き缶をリサイクルした資材で製造されたものである。
また、船体上部全面に貼り詰められた77枚のソーラーパネルによって自力発電できる装置を搭載した希有なボートである。
なお、堀江氏は、1962年 (昭和37年) に、マーメイド号 (Mermaid) により、日本初の西宮~サンフランシスコ間太平洋単独無寄港
の横断航海に成功した。
* ボートの主要目: 全長9.5m、幅1.6m、総排水量0.9トン、総重量370㎏。
[2013.04.17 香川県高松・金比羅宮にて][拡大画像: x25172.jpg][拡大画像: x25177.jpg: 説明書き]
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